今度は、私が目を開く番だった。
『悪いか』
頭の中で、優斗の声が何度も再生される。
「・・・・・・妬いたら悪いか。」
「いや、そんなことは、
・・・・・・ない、けど。」
「けど、なんだよ。」
「や、予想外すぎて。
あまりに素直だから。」
もう、照れとか通り越して驚きしかない。
なんで急に素直になるの?
やっぱり、よくわからない。
「言わなきゃわかんねーからだろ。
お前は、鈍感っつーか。
・・・・・・アホ?」
カッチーン。
意味わかんない!
「アホじゃないし!
今、優斗が妬いてるってわかったもんっ。」
「ほら、ムキになる。」
む、むかつくー!
図星なだけに、反論できない。
ぷーっと頬を膨らませれば、嬉しそうに笑う優斗。
.

