恋するシンデレラ





「はぁ?」


無理に決まってるでしょ!






もう文化祭終わっちゃうし。





後夜祭なんか、人が多すぎて見つけられないよ!












「俺も協力するから。」

「どうやって?
今日中は無理だよ。」


「大丈夫だからっ。

・・・・・・絶対に返せよ。」




乱暴に私の胸ポケットに入れる。






・・・・・・ん?


声低くなった?





そのまま両手をズボンのポッケに入れて、そっぽを向いてしまう優斗。





ちょっぴり、下唇が出てる。





・・・・・・てことは。








「拗ねてる?」

「あ?」


「あ、違う。



・・・・・・妬いてる?」






目が少し開いた。




図星?






ふふ。


ちょっとずつ、優斗がわかってきたかも。







「・・・・・・悪いか。」









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