右頬に触れられた熱い手。
優しく当たる髪。
優斗の匂いがして。
「・・・・・・ったく。
何回すりゃ気がすむんだ、俺は。」
ゆっくり離れた優斗は、眉間にシワを寄せた後、
また頭をかいて、うなだれた。
・・・・・・かわいい。
なんて、思っちゃったりして。
優斗の気持ちがわかった後でのキスは、
もっと、優しい気がして。
きゅん、とする。
「なんか言えや。」
また不機嫌になってるし。
でも、わかっちゃったもんね。
照れ隠しだって。
耳、赤いよ?
「おい。
なんか言えっての。」
「優斗って、キス魔なの?」
「なっ!」
ぷ。
また真っ赤だ。
渋い顔になる優斗がまたかわいくて。
なんだろう。
このきゅんとする感じ。
嬉しくって仕方ないのが、全身に現れちゃってるような。
「お前・・・。
調子に乗ってんな?」
.

