あ。
さっき入れられたんだった。
・・・ってか、
「優斗に関係ないでしょ。」
「はぁ?」
「彼女のとこに行かなくていいの?
待ってるんじゃないの?」
無性に悔しくなって、イライラしてしまう。
自分でも、よくわからない。
これがいわゆる、情緒不安定ってやつ?
「は?」
「だからっ、彼女!
春日さん!!」
キョトンとする優斗にムカついてしまう私。
・・・・・・心、狭いのかな。
「・・・・・・どこをどう取ればそうなる。」
「だって。
バラ!!」
と、怒鳴った所で気づいた。
胸ポケットの茎の色・・・・・・
・・・・・・青?
「・・・あれ?」
「なんなんだよ。」
不機嫌になる優斗に焦ってしまう。
「だって、保健室前で。
バラを、渡して・・・」
軽くパニック状態になる私の言葉を、優斗は読み取ったらしい。
あぁ。とひらめいた表情をした。
「拾ったんだよ。」
「・・・・・・はい?」
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