刻、一刻と迫るタイムリミット。 本番が近づいてきていた。 本番が終わっちゃったら、こうやって優斗の傍にいられる理由もなくなる。 昼休みも教室で過ごして。 そのうち、優斗が付き合い始めた噂が学校中を回って。 その噂を聞くたびに胸が締め付けられて。 毎日のように泣いて。 そんな日々が簡単に思い浮かんでしまう。 今を精一杯楽しみたいのに、気がつくといつも考えちゃう自分がいて。 悲しくなっちゃうの。 今なら、泣く演技も苦じゃないかもしれない。 .