恋するシンデレラ









「嫌がらせ・・・・・・。



あの、心配事ってなんすか?」




少し優斗の声が落ち込む。




私は起こしてた体をまた倒した。

先生なら、私が優斗を好きだってことは言っちゃわないはず。








「んー、そーねぇ。



例えば、

『恋』とか。」




また勢いよく起きてしまった。



ちょっ、ちょっと先生!!


ハラハラして休むどころではない。






「恋!?」

「そーよー?


女の子だもの。

恋の一つや二つするでしょ。」



『まぁ、例えばの話しだけどね。』と、先生は意味深に付け加える。