『おい、愛空・・・。』 『愛空 大好きだからなぁ。 愛してるからなぁ。』 『愛空』 力なく吐く・・・ため息混じり あいく・・・お前の名前。 お前が この世に居ないこと 認める気はないからなぁ。 夢に決まってんだろ・・・? なぁ・・・・・・・・・あいく。 居ないはずの愛空に 話しかけてみる。 「独り言」なんてものを この時初めて俺は呟いた。