君に触れてほしくて


あたしは肌を磨いた


最初はただ
顔が見られるだけで幸せだった


最初はただ
傍に居られるだけで満たされた


今は
触れたくて
触れてほしくて
激しく求めてほしくて
君だけのあたしになった


ただ声を聞いて
ただ手を繋いで
それだけで十分満たされていたあたしの心と体も


今は
触れたいの
触れられたいの
他の誰かじゃなくて
君じゃなければ
意味がないの


君が欲しいよ
君じゃなければ
意味がないの