あたしは悠と決めていた。 夏休みに入る前に祐也と話をするって。 『祐也くん、ちょっといいかな???? 話したいことあるんだけど。』 悠は祐也をあたしの待っている屋上に 連れてきてくれた。 『・・・・・・・・・はっ、何、今さら。 浮気女。俺、お前が大嫌い。 人の心もてあそんで楽しかったか????? 俺はお前と話したいことなんて 全然ねえんだよ。お前みたいな女 出会わなければよかった。 付き合わなければよかった。』 祐也はそういうと一瞬だけ悲しい顔をして あたしを睨み付けて帰ろうとした。