「はぁぁ...」


「そんなにため息ばっかついてると幸せがにげてくよー??」


「え!?亜沙美それ本当???」私は亜沙美に聞いた。


すると亜沙美はこくんと頷いた。私は急いではいた息を吸い込んだ。


「奈々、何やってんの???変人だよ??亜沙美いなかったら」


「るかーーー!!るかのクラスも終わったのーー??」私はるかにだきつきながら言った。


「奈々最近落ち込んでない???なんかあったの??」亜沙美が私に聞いた。


「...さすがに塾の前では...そこのバス停のベンチで!!」と私は言い、ベンチに座った。



「最近さぁ、すごい見られてるってか視線感じるってか
学校ではそんなことないんだけど、塾でさ...もーなんか来たくないよ。」

私はここ最近の悩みを亜沙美とるかに話してみた。


「んーー。心当たりとか何にもないの???」亜沙美が聞いた。


「わかんない...けど多分私達が算数やってる時の隣のクラスだと思うんだ...」