『じゃぁ~席替えの紙貼っとくから移動しとけよ!!』

「あっ俺、お前と隣だ!」「あたしは~??」

「ぁう~、見えないょ。ここの席はぁ―~???」
「夏木は一番後ろの席で俺の斜め後ろの席」

「えっ?」
後ろを向くと、
奏がいた。

「夏木、チビなのに一番後ろで大丈夫かよ~??」 確かに私は、学年で1位2位を争うほどちっちゃかった…

「超~余裕だもんね―!」
「ははっ!まぁ~席近いから、よろしくな!!」

「う、うん。」

いまの笑顔は私だけに向けられた笑顔だよね?