「いつきー!!ドラムとベースで合わせよー!!」

「あぁいいよー」

青木から呼ばれて俺はベースを持ってドラムセットに向かった。



「さっき配られたばっかだろ?俺はこれやったことあるから弾けるけど…」


「始めてだけどだいじょーぶっ♪最初からでいいー?」


ほんとに大丈夫なのか?と疑いながらも俺は頷き、ベースを構えた。


青木はスティックをもち、カウントから始めた。


俺のベースが鳴り、少しして青木のドラムが入る。