俺のその一言でみんなが帰り支度をする。 「じゃあばいばーい♪」 「ちょっ…!青木!!」 祐夏は樹の腕をつかみデートでもしそうな勢いで帰って行く。 「麻美ちゃん。俺たちも帰ろっか」 「あ、はい!」 え!?いつのまにそんなに仲良くなったの………違うか。 二人とも共犯者みたいな顔して俺と光莉を見てる。 (気遣ってくれたのか…一応) ありがとう悠貴。ありがとう麻美ちゃん。