「第三なら大丈夫なんじゃねーかな?」 「なんでだ悠貴?」 「だって第一は吹奏楽だろ?んで第二は合唱。音楽系の部は他にないから」 「空いてるはずっすね」 悠貴よく知ってるなー。 俺たちが悠貴に感心している間に麻美ちゃんは今まで話したことをまとめていた。 「まとめると、練習場所は通常第三音楽室で、曲はボーカルが目立つのでいいね?」 「いいでーす♪」 「了解」 「うーす!!」 一人一人が返事を返す。 こんな感じで話し合っていたら、日が暮れ始めてきた。 「じゃあ明日からは第三音楽室でな♪」