「手筈通りにしろ。何かトラブルが起きたら実行中止。無理はするな。絶対に守れ、レン」

「ラジャ。頼りにしてるからな、ジン」

と隣の住人であるレンがおどけたように、彼に向って挙礼の敬礼をしてみせた。