秘密恋愛

【舜】


『んあぁ~
今何時だ?』



俺は時計を見てからおきた。



「じゅん~!!
ごはんよぉ~。」


母さんの声が聞こえたから俺もキッチンに降りていく。



「あっ・・・。」


アイツの声が聞こえた。


「お、おはよう。
おにいちゃん。」


俺はスエット姿のこいつを見ないように


『おぉ、潤。
おはよう。』


返事を返した。


おはようで噛んでるコイツが俺の妹。



チビで、昔から俺の後ろをちょこちょことついてくる
かわいい妹だ。


寝起きでまだ眠いのか、ぼ~っとしている潤。


そんな些細な行動も可愛いと思ってしまう・・・。


俺は異常なのかもしれない・・・。



いや、異常なのだ・・・。


妹のことを、

潤のことが



好きだと思っているのだから・・・。



そんなのはいけない、叶わない恋だということも分かっている。


本当なら、気持ちを伝えて俺だけのモノにしてしまいたい・・・。


でも、
潤に嫌われたら、
この関係が崩れてしまったら・・・


そっちのが俺には耐えられない・・・。