秘密恋愛

【潤】







『お、お兄ちゃん・・・っ?』





突然の行動に


頭が付いていかないあたし





力強く抱きしめられる腕


でも、心地よくて



肩にかかる重みに


どきどきしながら



ゆっくりと目を瞑った






目を閉じると


真っ暗な闇が広がる




いつもは


その闇が恐ろしく感じるけれど・・・




背中に感じる


確かな体温があるから



不思議と怖くなかった






「じゅん」




愛しい人の声に、瞼を開けると




『ン・・・っ』




優しいキス・・・




「メリークリスマス」




時計はちょうど12時を指していた