秘密恋愛







その声に、あたしは下げていた顔を上げた




目の前には、明らか不機嫌なお兄ちゃんの顔・・・。





ていうか・・・、


別に、来たくて来た訳じゃない。

信吾くんに、引っ張られて来たんだもん。




いや、でも・・・、


ちょっと・・・、ちょっとだけ、


来たいな~


とは思ったケド・・・。




でも、ここに連れてきたのは信吾くんで。





なんと言えば・・・。





あたしが答えに戸惑っていると・・・






「なんで、ここに来た?」






あたしの答えを催促するようにもう一度、


今度は確実に怒ったような声で言ってきた






てか、、





『なんでそんなに怒ってるの?』








そっちの理由からでしょ?