『ど、どぉすんの・・・?』
周りの黄色い声がうるさいので、
あたしは背伸びをしてお兄ちゃんに耳打ちした
「・・・・・
潤は、どうしてもらいたい?」
『へ・・・?』
どうして、あたし?
「潤は俺に、どうしてもらいたい?
俺は、潤の言うとおりにするから!」
・・・・・
なんか、あたしが束縛してるみたいで・・・
ちょっと、ヤな気分・・・
でもでも、
一緒にいたい・・・
でもでも・・・
よしっ!
決めたっ!!
『・・・じゃぁ、
クラスに戻りなさいっ!!!』
一緒に居たいし、
女の子とくっついて・・・
お兄ちゃんに、触られるのも、イヤ・・・。
でも、
せっかくの文化祭。
来た人も、楽しみたいんだ。
それを奪う権利は、あたしにはない。
まして奪うことなんて、あたしはしたくない。
キモチが、分かるから・・・。
痛いほど、分かるから・・・・・



