『・・・あつ』









窓から入ってくる風は生温く、



あたしの身体にまとわりついて離れない








あたしは、その熱さから逃げようと、



キッチンの冷蔵庫へと向かった









『あ・・・』









するとそこには・・・











「ん?」












『おにいちゃん!』












アイスをくわえたお兄ちゃんが、ソファに座っていた