『お兄ちゃんと一緒にいられるんだったら、


デートも我慢する。




お兄ちゃんとの関係を守るためだったら、


なんだってするよ。









別れる気なんて・・・





これっぽっちも、ないんだから!!』










ふざけないで、ふざけないでよっ!!!





あたしの覚悟は、そんなんで揺らぐ


薄っぺらいモノなんかと一緒にしないで!!





この恋、守るための覚悟もできてるんだ。













「・・・ごめん。」







『謝るんならっ!!!







そんなこと、いわないで・・・っ』









あたしの頬を、涙が濡らす