それでも手をどけてくれないお兄ちゃん・・・。 あたしは恥ずかしすぎて・・・ ―ガシッ― お兄ちゃんの手をとった・・・。 『ほんとにっ!! だいじょうぶだからっ!!!』 そしてあたしは、 泣き腫れた顔で笑って見せた。 そしてお兄ちゃんの手を放した・・・。 朝のこの時間、 誰もいない、この空間は、 あたしたちが話さなければ、恐ろしいほどに静かで・・・。 しばらくの沈黙が続いた・・・。