俺は、潤を見届けてから 来た道を引き返す。 あの日と、同じように・・・。 ただ、ひとつ違うこと。 それは・・・ 俺に、望みがなくなったこと・・・ ただ、それだけ。 そう、それだけのこと・・・。 『ははっ、 痛ぇや・・・。』 俺は、ズキズキと痛み出した心臓に手を当てた・・・。