あの俺が『疲れる』と繭に言った日、しまった、と思ったんだ。
その疲れるは繭を突き放すために言ったんじゃなかった…だけど。
その後に兄貴が繭から預かった誕生日プレゼントを渡された。
中を見ればペアリングだった。
明らかに俺好みのシルバーリング。
繭からの初めてのプレゼント。嬉しい筈だったのに…涙が溢れたんだ。
その時に兄貴が電話を貸してくれって言って来た。
「祐真、ケータイ貸して」
「は…なんで?自分のケータイ使えばいいだろ」
「俺のには繭ちゃんのケー番入ってねーんだよ」
「は…?なんで兄貴が繭に電話なんかするんだよ?」
「お前には関係ないだろ?お前は繭ちゃんと居ると疲れるだけなんだから俺が貰ったっていいだろうが」
「………ッ」
そういって兄貴は俺からケータイを奪い取って繭に電話をかけた。
それから、長電話していた。
繭……なんで出るんだよ
なんなんだよ…。
少ししたら兄貴は慌てて車のキーと財布を鞄に捩込んで出て行った…
俺の気も知らないで…
…って
違うか…。
俺が悪いんだよな。
あんなWデートなんかしなければ…繭と俺はこんなことにはならなかったんだ。
その疲れるは繭を突き放すために言ったんじゃなかった…だけど。
その後に兄貴が繭から預かった誕生日プレゼントを渡された。
中を見ればペアリングだった。
明らかに俺好みのシルバーリング。
繭からの初めてのプレゼント。嬉しい筈だったのに…涙が溢れたんだ。
その時に兄貴が電話を貸してくれって言って来た。
「祐真、ケータイ貸して」
「は…なんで?自分のケータイ使えばいいだろ」
「俺のには繭ちゃんのケー番入ってねーんだよ」
「は…?なんで兄貴が繭に電話なんかするんだよ?」
「お前には関係ないだろ?お前は繭ちゃんと居ると疲れるだけなんだから俺が貰ったっていいだろうが」
「………ッ」
そういって兄貴は俺からケータイを奪い取って繭に電話をかけた。
それから、長電話していた。
繭……なんで出るんだよ
なんなんだよ…。
少ししたら兄貴は慌てて車のキーと財布を鞄に捩込んで出て行った…
俺の気も知らないで…
…って
違うか…。
俺が悪いんだよな。
あんなWデートなんかしなければ…繭と俺はこんなことにはならなかったんだ。

