【企】逆ホワイトデー






………なんで?

まさか川島も逆ホワイトデー?


能なしの俺と同じ発想?

んな…まさかな。


でも、川島はポケットからラッピングされた何かを美崎に渡したのだ。


こ、これって完璧に逆ホワイトデーじゃんか!

学年1の秀才と俺って同じこと考えたのか?!


ってか…好きな人まで一緒かよ!


………ってそんなこと言ってる場合じゃねぇーや!!


俺は音を立て立ち上がると図書室を飛び出た。



俺…行かなきゃ…!

じゃないと、俺の美崎が獲られちまう。


ん?なんだって?

お前の美崎じゃない…?


んなこと、分かってるよ!


俺は心の中にいる冷静な自分と漫才をしながらあの場所へと走る。