【短編】キミ×蜜×結

「じゃ、オレんちな」



ビクッとする沙紅の腕を掴んで頭をクシャクシャと撫でた



「碧人…で、デートしてみたい」



デート?



「した事なかったっけ?」



「デートした記憶が碧人にはあるわけ?」



………



「ねーな。」



「でしょ?」



「今日そんなに天気よくないし…眩しくないでしょ?」



そんなの気にしなくていいのに



と笑いそうになった