メールをしていて、マサキさんの住むところは私の住む地域からそんなに遠くないことがわかった。
マサキさんから、メールが届く。
『団扇返しに行くよ
いつがいい?夏休みならしばらく電車で会えないし』
ホ…ホントに…?
マサキさんから、会いに来てくれるの?
夢みたい……!
…あ、でも…マサキさんはお仕事忙しいだろうし…。
…色々な思いが交錯する。
悩んだ結果、私はメールを送った。
『その団扇、あげます!安物ですけど…f^_^;
花火大会に持って行くくらいしか使い道考えてなかったですし☆』
メールを送ってから、私は少しだけ寂しい気持ちになった。
自分から、マサキさんと会うことを遠慮したんだけど…
ホントは…やっぱり会いたかった。
でも、私達高校生とは違って、マサキさんは夏休みなんてないんだろうし。
人に優しいマサキさんだから、
そんなマサキさんを私は好きになったんだから、
私も、優しくなりたいって思ったんだ……。
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