『聖夜!似合ってるね~』 駆け寄ると、聖夜は照れていた。 ふ、と梨花さんに気づくと、照れた顔が真顔に変わって梨花さんの所に行ってしまった。 ………聖夜? 聖夜と梨花さんは少し喋ってすぐに梨花さんは行ってしまった。 『聖夜、梨花さんと何話してたの~?』 「挨拶しただけ」 『ふぅん……』 なんだか、聖夜が取られてしまったみたいで寂しかった。 「じゃあ、カメラ準備出来たんで、二人ともよろしくお願いします」 『あ、はい……』