「お前ってさ‥‥熱いよなぁ(笑) 若いっていいね」 金屋さんは笑いながらそう言った。 「まぁ‥楓華ちゃんは任せとけ。 俺がもらっといてやるから! 早く日本にも名前が出てくるくらい有名になれ。 待っててやるから」 “待っててやるから” この言葉がどれだけ背中を押してくれたか‥‥ 「ありがとうございます」 金屋さんの男らしい手と握手を交わして、爽やかに別れた。