「あれくらい気にすんなよな!」
「…うーん」
「高校のときはそれを楽しんでただろ?」

「そうだけど…」
訳が違うよ
一葉と折角デーとしてたのに…








「じゃあちょっと来いよ」
急に手を引かれる。




「え、え、どこ行くの?」
「言わない」



私はただ、一葉について行くしかなかった。