たった2行であたしと智稀は終わってしまった。




信じられないけど、これが現実なんだと受け止めた。




智稀に問いただす事もしなかった。




今までありがとう。智稀、幸せになってね…。




知らないうちに涙が流れてきた。
手紙を握ったまま一人走って帰るために玄関へ向かった。