智稀もいるし、しんくんにはペアリングコーナーに連れて行かれるし、具合悪くなりそう。



「女の子の趣味とかサイズ分からないからさ。いいと思うのはめてみてよ!」



「…はい」



やっぱりね。
あたしは自分の好きなデザインを取り、指にはめてみた。



「ありがとう。分かった!智稀に怒られるな。ごめんな」