屋上に着いた、俊貴さんとあたし。 「………」 沈黙が続く。 空を見上げると、キレイな青空で、勇気を貰えた気がした。 ドキドキしている心臓。 勇気を振り絞り、 「あたし、俊貴さんが……好きです。」 と、告白した。 小さな声だったと思う。 「…えっ!?何って言った??」 少しして、驚いた顔で聞いてくる俊貴さん。 「あたし、俊貴さん好きですよ。」 今度は、はっきり言った。