「俊貴くんが、奥窪星菜と仲良くしてるの見て、嫉妬しちゃって、あんな事を…」


「奥窪星菜が、どれだけ傷付いたか分かってる??」


「本当、ごめんなさい。」


「次さ、こんな事したら、芸能界に居られねぇようにするからな。」



俺は、そう言って席を立ち、ファーストフード店を出た。






これで、奥窪星菜へのイジメは無くなるな。


傷付かなくって済む。


そう思うと、心がホッとした。