「全然、待ってねぇよ。」 「そう??なら、良かった。」 そう言って、笑顔を見せる宮崎佳奈。 こうやっていつも男を落としてんだろうけど、俺は落ちねぇ。 「俊貴くんが、呼んでくれるの嬉しいけど、何処に行くの??」 「ん、ちょっとな。楽しみにしとけ。」 俺が、そう言うと「分かった~。」と返事が返ってきて。 駅前の近くのファーストフード店に入る。 適当に頼み、席に座る。 俺の目の前に、宮崎佳奈が座った。