本当、訳が分からない。


あたしに、会いに来たとか訳分からない事を言うし。



絶対に、何か企んでるんだ。



家に、帰ったあたしは、そうブツブツと独り言を言っている。







もう、俊貴さんの事は考えたくない。
考えたら、嫌な事が起きそう。





あたしは、無理矢理俊貴さんの事を考える事を止めて、勉強を始めた。
















これから、辛い日々が始まるなんてこの時はまだ、夢にも思わなかった。