お店を出て、2人手を繋いで浜辺を歩く。 繋いだ手は暖かく幸せな気持ちになれた。 「夢みたい…」 そう呟く星菜… 俺もだよ。 俺も、星菜と結婚出来るなんて夢みたい。 「俊貴、星キレイだね。」 そう言われて見上げた空には、東京では見たことも無い、大量の星が、まるで俺達を祝福するみたいに、輝いていた。