「この、写真お前が撮ったんやろ??」 そう言って、俊貴はテーブルの上に写真を広げる。 プライベートな、あたしが知らない間に写された写真… 気持ち悪い… あたしは、下を向く。 「どうしたんですか…これ??」 春くんは、ビックリした感じの声を上げる。 「しらばっくれんなよ。」 俊貴の怒った様な声が、隣から聞こえる。 「星菜が、スタジオで撮影している時に、お前が、カメラを持って居るのを、見たって奴がいるんだよ。」