そしてまた、星菜に電話をかけた。 「もしもし、星菜2時に、駅前のカフェに集まる事になったから、今から迎えに行くな。」 「分かった。」 俺は、タクシーに乗り、星菜の家に向かった。 ピンポーン チャイムを鳴らす。 「俊貴…入って。」 少し緊張気味の、星菜が顔を出した。 何か、こっちにも緊張が伝わる… 「大丈夫、俺が付いてるから。」 「ありがとう。」 そう言って、星菜は微笑んだ。