君といたい

「いない」

僕は素直にゆった。
君を見ながら、

でもゆきさんの顔は下へ下がっていった。

「そうなんだ。」

またゆきさんは悲しい顔をした。

なぜ…そんなに悲しい顔をするの?
悲しまないで…?悲しんでほしくないんだ…

その時道路際の家の表札に「雪葉」と書いてある家を発見した。

どうやらここはゆきさんの家らしく、いかにも金持ちの家って感じで洋風でアメリカンチックな家だった