「…ん。」 暑さで目が覚めた。 体中がすごく熱い。 あたしはゆっくり起き上がると、壁にかかる時計を見つめた。 もう13時か…。 眠ったおかげで、なんだかさっきより楽になったかも。 あたしは、のそのそとキッチンに行き、冷蔵庫の中の麦茶を取り出して、一杯飲んだ。 「はあーっ。」 ちょっぴり生き返った気持ちになった。