「へ?」 あたしは、自分の言葉に正直びっくりした。 でもね…クリスマスの夜に一人でいることほど、悲しいことはないんだよ? だから今夜は九条さんといたかったの。 「それって…泊まりってこと?」 「はい…今日は親夜勤なんで。」 また顔が熱い。 …どうしよう。自分で言ったものの、恥ずかしすぎる。