「寒くない?大丈夫?」 九条さんは、そう言うと色違いの黄緑色のマグカップを持ってあたしの隣に座った。 「はい!なんか…すみません。」 「…よかった。」 そう言ってほっとしたかのように、笑顔を見せてくれた。 きゅーん と胸が高鳴った。 この優しいすごく笑顔好きだな~。