「次は何があっても…一生離さないから。」
あたしはコクリとうなずいた。
「あれ…そんなあっさり?」
九条さんは驚いた顔をする。
「へ?」
え…何が?
「俺が一生って言った意味分かる?」
あたしの頭のなかは?でいっぱいだ。
「だぁから……」
そう言って近づく。
「次会った時は僕と結婚してください。」
耳元でそうつぶやいた。
「えぇえ?」
け…結婚?
ちょ、ちょっと待って!
あたしたちさっき別れたのに…このタイミングでプロポーズ?
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…