この夜、あたしたちは繋がった。 九条さんのバカっ! 優しくするって言ったくせに、全然優しくなかったもん。 ---------------------------- 終わったあと、九条さんはまた意地悪い笑みをうかべた。 「涼子本当に初めて?」 「…え?」 九条さんはくすっと笑った。 「涼子、すっげーエロい。」 かあーっ 顔が真っ赤に染まる。 「もう九条さんの意地悪!」 あたしは九条さんに背を向けて、布団をかぶった。