この夜、あたしたちは繋がった。






九条さんのバカっ!

優しくするって言ったくせに、全然優しくなかったもん。




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終わったあと、九条さんはまた意地悪い笑みをうかべた。


「涼子本当に初めて?」

「…え?」


九条さんはくすっと笑った。

「涼子、すっげーエロい。」



かあーっ
顔が真っ赤に染まる。


「もう九条さんの意地悪!」



あたしは九条さんに背を向けて、布団をかぶった。