それでも彼は しっかり目を開いて前を向いていた。 だけどやっぱり気に入らないらしく 集団の1人が彼の目を殴ろうとした。 さすがにあたしも我慢の限界で 飛び出して行ってしまった。 族の総長が しかも東北のトップに値する者が こんなくだらないケンカを しちゃいけないってわかってた。 だけど彼が傷付いていくのを見てられなかった。 あの綺麗で強い あたしの大好きな目までやられてしまったら あたしはあの集団を殺すまで 殴り続けてしまうだろう。