「また来たんですか?(笑)」



「ここ静かだし俺好きなんだもん」



「もー!本も読まないくせに!」と笑う彼女の目の前に俺は腰を下ろして机に倒れ込んだ



窓から入る風を感じながら目を閉じた


「もうほんと秋だな〜」


始めて声をかけた日からもう1ヶ月たとうとしていた



「寒くなったら練習大変そう」



「本田はいいな、暖かいところでじっと本読んでるだけだもんな!」



「もう!バカ!///」


照れながら怒ったときの顔がかわいくてつい意地悪を言ってしまう



俺らは今だに普通の友達だった


なんか俺が片思いしてるみたいに思えてしかたない(笑)