雪奈が不参加を告げた次の日 5人は校長室に居た。 「さて、1人不参加だそうだね」 「「はい」」 5人は迷うことなく声を揃えた。 「そこで、1人 次期生徒会役員の候補を 合宿に参加させようと思うんだ。」 「誰…ですか?」 「新道一(しんどう はじめ)君」 「「新道!?」」 5人は驚嘆の声を挙げた。 「はい。構いませんよね?」 「…はい。な?」 渋々勇希が返事をし、 残るメンバーに同意を求めた。 「「うん…」」