生徒会室には長く重たい沈黙が続いた。 部屋の隅で歩と健斗が 互いの背中を押しあっている。 「男なら行ってよ!」 「お前の方が仲いいだろ!」 小声で争いが続く。 最初に口を開いたのは、鈴香だった。 「…ごめんね。」 「へっ?いや、そんな…」 「家帰って、頭冷やすわ。」 そう言うと鈴香も部屋を出た。