調理室には、甘い匂いが充満していた。 「お、できたッ」 雪奈と後輩は スイートポテト作りの真っ只中。 「おいしそうッ♪」 後輩と共に目を輝かせる彼女は まさに今時の女の子 雪奈の作るお菓子は本当ににおいしい。 ただ… 「うま!ヤバッ」 このうるささが、玉に傷である。